みなさまこんにちは
最近は保護者の方のデンタルIQが高まってきており、小さいうちからしっかりと歯科医院に通わせて、
歯磨き指導や歯列矯正を行う家庭が増加してきました。
今日は、子供の歯の抜歯をテーマに記事を書いてみたいと思います。
予防歯科や小児矯正の分野では、必要と判断すれば、乳歯の抜歯を行うことがあります。
前歯がガタガタしていて歯並びを治したい! と来院されてくる患者様のレントゲンをみますと、
通常、乳歯の真下には永久歯がスタンバイしていますが、 真下におとなの歯がなくて、少しずれていたりすると
いつまでたっても子供の歯は揺れてこなく、ガタガタも増強していきます。
写真は、 前歯4本は大人の歯で、すぐ横の2本は乳犬歯といわれる赤ちゃんの歯です。
この患者さまは、レントゲンの結果 この乳犬歯の真下に大人の歯がなくて、すこし唇側から生えてきそうな状態でした
矯正治療を行っておりますが、取り外し式の拡大装置を夜間使用してもらいながら この乳犬歯を抜歯しました。
顎の骨が小さく、まだ大人の犬歯が生えてくるスペースは確保できていませんが、前歯の4本は並んできました。
こののち、拡大装置をしっかりと使って頂いて、全体的に大人の歯が生えてくるスペースを確保していこうというプランですが、
保護者の方が歯列不正の悩みで歯科医院にお子さまを連れてきてくれるだけで、気づけるリスクや、予防できることがたくさんあります。
ぐらぐらしていなくても必要な乳歯の抜歯、こどもにとってはわからない食べ残しや歯の汚れがもたらす虫歯の影響、
歯磨きひとつで、虫歯の痛みから救ってあげれたり、歯列矯正で、かみ合わせと見た目の予防的矯正を行ってあげたり
出来ることはたくさんあります。
ぜひ一度ご相談ください。 お待ちしております。
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